DMM英会話デイリーニュースは、テレビCMでもお馴染みのオンライン英会話スクールDMM英会話がユーザーのために公開している教材の一つです。
ニュースの他に24もの学習素材が収録されていて、その中にはあの「どんどん話すための瞬間英作文」や「Grammar in Use」など超メジャー教材も含まれています。
ただし閲覧できるのは冒頭だけ。本来オンライン英会話で使うことが想定されていますので、閲覧できるのはオンライン英会話のレッスンを予約した人に限定されています。
しかしながら、このデイリーニュースは読むだけなら(たぶん)すべて可能なのでした。これを使わない手はありません。

オンライン英会話用の素材ですが、読み物として十分活用できます。
このサイトの使い方
内容・構成
DMM英会話デイリーニュースは、冒頭に書いた通りオンライン英会話の利用者に提供されているものです。なので、オンライン英会話とセットで活用したらものすごい価値があります。機会が訪れたら、オンライン英会話も利用しましょう。が、今回はリーディングの素材としてご紹介。

実際のサイトは後ほどゆっくり確認いただくとして、ひとまず以下の概要をご覧ください。
カテゴリー
All/Science & Technology/Calture & Entertainment/Economy & Business/Health/Travel & Lifestyle/Language & Education/Asia & Pacific/USA & Americas/Europe
Allの他、9カテゴリー。うまく散らしてあります。

記事
1記事あたりの英文は500語程度、パラグラフ数はまちまちですが、なるべく1パラブラフが長くなりすぎないように配慮してあるのが印象的。パラグラフリーディングができず内容も浅くなる反面、負担感はグッと減ります。
また、細かくレベルを指定できるのもこのサイトならではの機能です。

デイリーニュースではLevel5(Intermediate)〜Level10(Proficient)がカバーされています。
そもそもこのレベル指定スライダーはキッズ向け素材を含む「教材」全体をカバーしているためLevel1からスタートしていますが、ニュース記事はベースとなる英語力が前提となるためLevel5からとなっているようです。
内容的にはウクライナ戦争などゴリゴリの政治ネタも扱われ、上級者にまで対応しています。
1つの記事ページの構成は次のようになっています。ページ全体を対象に翻訳をオン/オフでき、翻訳をオンにすると下記の青い部分が加わるようようになっています。
タイトル
レベルとカテゴリーも記載。
(通常)タイトル英文/(翻訳オン)タイトル日本語訳
Exercise 1 Vocabulary
まず単語確認から始まるのが特徴的。
(通常)品詞名、音声、発音記号、単語の意味(平易な英文)、例文(英語)
(翻訳オン)単語の意味(日本語)、例文訳(日本語)
Exercise 2 Article
ニュース記事。ここが本体。
(通常)記事タイトル(英語)、記事本文(英語)
(翻訳オン)記事タイトル(日本語)、記事本文(日本語)
Exercise 3 Questions
記事に関する質問
(通常)5W1H的な質問(英語) 2択問題の場合も(Intermediate)
(翻訳オン)その日本語訳3〜5項目
Exercise 4 Discussion
議論(のネタ)
(通常)記事を読んだ人自身の意見や感想について尋ねる文(英語)
(翻訳オン)その日本語訳3〜5項目 ※Advanced以上には日本語訳は付きません。
Exercise 5 Further Discussion
一歩踏み込んだ議論(のネタ)
(通常)記事を読んだ人自身の意見や感想について尋ねる文(英語)
(翻訳オン)その日本語訳3〜5項目 ※Advanced以上には日本語訳は付きません。
見ておわかりいただけると思いますが、本文に基づく問いかけがたくさんあって、オンライン英会話ではこれらをうまく使えば相当の練習ができますね。
オンライン英会話のユーザーだったら翻訳をオンにして要領よく内容を把握し、質問・議論のテーマに踏み込んでレッスンに備えるのもアリかも。でも「英語を読む」のがメインなのであれば、最初は翻訳はオフにしてしっかり読みましょう。
学習サイクル
記事の更新頻度は毎日3記事程度。1記事500語程度ですから、アップされる記事を毎日読めば1日1500語程度になります。
時間が十分とれなければ、素直に読み物として本文だけを読んでも十分勉強になります。
- ステップ1Topページを開いて記事を選ぶ
新しい記事にはNEWアイコンがついてます。
- ステップ2記事を読む
最新記事から1つ選びます。まず単語リストが目に入りますが、ここはスルーで。
- ステップ3単語をチェック
引っかかった単語を中心に確認。意味・音声・英語の説明・例文全部!
出てきた単語はまとめてiKnow!に登録。
- ステップ4Questions, Discussion, Further Discussion
それぞれしっかり読んで、回答を作成。最低でもQestionsには取り組見ましょう。
- ステップ5仕上げの工程
ステップ4で作成した回答を検証します。オンライン英会話の利用者は講師の先生に指導してもらえるところですが、ニュース素材として利用する場合はそれができません。
そのかわりのツールとしては、例えばHiNativeが使えます。ネイティブに無料でチェックしてもらうことができます。
オススメすること・しないこと
ここがいい!
さまざまなジャンルの記事が毎日複数アップされており、ストックも十分。圧巻です。内容的にも本当に最新の情報なので、ニュースとして読む価値があります。
単に意味がついているだけでなく、音声、例文も、簡単な英語による説明まで。利用の流れに書きましたが、iKnow!と連携しているので、Vocabularyで扱われた単語はワンクリックでiKnow!に移行して単語チェックができたり、自分のアカウントにマルッと登録することができます。これは便利。
さらに単語リストをタップするとその単語に関する情報がまとめられたページまで!
通常のニュースには当然そうしたものは付きません。この教材ならではの良さと言えます。記事に関する文章を自分なりに書くことがライティング・スピーキングの大事な訓練になりますので、この素材を活かしたいところです。私自身の経験をもとにHiNativeの利用をおすすめしますが、昨今はAIチャットを活用するのも面白そうですね。
オススメの学習者レベル
あくまでも私の感覚で。各記事に丁寧なレベル指標がついているので、それが参考になります。感覚的に納得できるレベル感です。DMMさんのレベル設定全体に関しては下記のリンクをご参照ください。
単語のガイドも丁寧なので、やや今の自分より上のレベルを選び、引っかかる単語をiKnow!を活用して吸収しながら読み進めるのもいいですね!
オススメできないこと
最悪ですがついついやりがちですよね。日本語は補助に過ぎませんから、ニュース英語を読むために利用するなら日本語は一切見ないくらいの覚悟が必要です。
オンライン英会話のための素材ですから、通常は講師の先生に読んでもらうことが想定されています。どうしても必要ならば、Google翻訳に突っ込んで、Google先生に読んでもらうなどの一工夫で乗り切ってください。
そもそもニュース記事を読むためだけに利用する前提なので、しょうがないところです。それ以上が必要になったらオンライン英会話とセットで利用するか、StudyPlusのようなツールを併用しましょう。
プラン・価格
プラン:
価格(税込):¥
深掘りコーナー
キーワード検索もできます
さまざまな記事のストックの中から、特定の言葉を含む記事を抽出することもできます。
たとえば「cat」で検索すると、記事執筆時点で266件がヒットしました。ネコ好きにはたまりませんね。
冗談はさておき、特定の単語の用法を知りたかったり、文章中で使われている状態でおぼえたかったりしたときに便利です。これもおすすめポイントに入れてもよかったかもなあ。
まだNewYorkTimesやBBCのような本格的なニュースを読むのはつらいけど、読むトレーニングとしてまとまった内容の文章をコンスタントに読みたいと思ったら、DMM英会話デイリーニュースはおすすめです。
書籍はAmazonの本ビジネス・一般部門で1位!
デイリーニュースは2021年末に書籍化されました。
「英語ニュースを読める!語れる!技術 ~ DMM英会話 Daily Newsで身につける[音声DL付] 」
DMM英会話の教材の中でも一番人気。数多くのストックから25本を厳選して再編集したのが本書です。
編集を担ったのはDMM英会話の教材開発チームの精鋭。アメリカやニュージーランド出身のネイティブスピーカーと第2言語として英語を学んだ英語教育のスペシャリストたちだそうです。
このデイリーニュースが気に入って、もっとがっちり取り組みたくなったら本書はベストチョイスです。
ウェブ教材にあるような信頼のおける英文記事や解説・課題に加え、書籍にしかないコンテンツが魅力。リーディングスピードを意識して英文を読めるように時間を計測する仕組みがあったり、内容を把握するコツや話題が広がり会話が続く話し方について学習することができます。おっと、今回はウェブのほうがメインですのでこのへんで。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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